人狼ブログ るる鯖最強の狼から見た、人狼理論

人狼ゲームの戦術についてまとめておきます。るる鯖メインですが、他鯖でも使える考え方がたくさんあるとおもいます。

【るる鯖】奇数と偶数についてまとめてみた

omapanjnrou.hatenablog.com

 

 

奇数と偶数で進行が変わるなんて当たり前なことわかってないわけないよね

今回は実践的な話です。

残りの縄数で進行変わるのは当然わかると思うんですよ。

夜時間の時に明日占い決め打とうと思ってたけど、平和が出て縄増えたからもう一手グレー吊って占い結果を一つ増やしてから決め打てるわってやるのが人間の進行です。

(猿はもう決め打つって決めたから平和出て縄増えたけど決め打つとか言い出す)

だけど、結構奇数が偶数になったからって関係ない、だって縄数は変わってないし

などと思う奴がいます。

同じ縄数でも偶数奇数では話が違う

例えば12Bで占い3、グレランをして2日目夜で10人で3日目に出る霊結果は〇。

ここで平和が出たケースとグレーが噛まれていたケースを考えます。

グレーが噛まれていたケースは9人4縄奇数という状態ですので、さすがにここは占い3択吊りです。

ここでグレー吊って村→村と吊ったら7人で4人外になるのが見え見えです。

しかし10人4縄偶数という状態ならどうでしょうか?

狐が占いに出てないとするならば、グレランの吊り、10人の日のグレー吊り、9人夜の占いで3回狐を殺すチャンスがあり、その後真占いが生きてる間は呪殺が出て縄を増やす可能性が残り続けます。

つまり4縄最大4人外でも偶数で真占いがいるのであれば、縄が戻ることを計算に入れて悠長なグレー吊りをすることも選択肢に入ります。

ただし、占いに狐が出ていると狐は溶かさず縄で処理することなる可能性が高く、上記の皮算用は破綻するので10人でも占いを決め打つのが主流ではありますが、もし初日の占い結果が対抗〇が絡んでいて、狐が占いに出ていない確率が高いのであれば、占い3で3日目グレー吊りという選択は大いにあるといえます。

それでも現実は「12B占い3なら3日目は決め打ちに決まってる」という状況ではなくパターンで覚えてる馬鹿が押し切ってくるのでできないでしょうけど。

終盤の詰めを後々考えた時に、奇数と偶数で結論が違うことに気が付くことはある

もこな帝国で熱戦だった村を振り返っていると、奇数だからこうなったけど偶数だったらこうなったという結論がでることはあります。

 それくらい奇数・偶数はゲームに影響を与えます。

奇数の特徴

やや村有利、狼不利と言った状態です。

村有利な理由は、吊る選択肢が1つ減ってるということがあります。

序盤中盤はともかく、6人よりは5人、4人よりは3人のほうが人外が隠れる場所が少ないわけです。

また猫が絡むと特に村有利で、最終日3人で指定役+真猫と猫騙り狼という状況になると村の勝率は75%になります。

奇数状態ならば猫の決め打ちは最終日にやるべきなので(理由は後日書きます)、狼が猫COしてもそのまま最終日につれていかれることが多いです。

また、狂猫狼の状況を作っても、猫は狼に投票すれば狼側は吊れば勝てる狂人を吊るすことはできず、PPで猫を吊っても勝率50%に留まるので奇数状態+猫生存は狼にとって苦しい状態です。

狼から見ると、奇数の状態は思い切った噛みをできるという利点があります。

平和が出ても困らないというか、むしろ偶数になったほうが都合がいいので護衛を恐れず行くことはできるのですが、狐が絡むと話が別で偶数にした後呪殺を出されると実質縄を1つ増やされて奇数に戻されてしまうのでゲームプランが崩れてしまいます。

また、狼にとっては奇数で終盤を迎えると飽和に苦しむことになりがちです。

仮に狼が占い騙りで信用を得ていても狐以外を噛んだら狐勝ちという状態の夜を迎えた時点で狐を噛んで平和を出さねばなりません。

狩人死亡済だったり、狩人が生きていても平和が出ない護衛をしていたりすると明確に破綻を起こして、信用勝ちしたのに引き分け以下という切ない結果になります。

狂人は人狼と同じ脅威を持ちますので、奇数の時は特に生き残りたいところです。

 

偶数の特徴

やや村不利、狼有利と言った状態です。

理由は奇数の特徴の逆ということですが、猫についての話をすると偶数の場合は残り縄数=人外数になったら生存人数が多い時のほうが人外道連れ率が高いです。(理由は後日書きます)

つまり、偶数の時は縄数=人外数ならできるだけ早く決め打ったほうがいい…けれど奇数ならば最終日に決め打ったほうがいいという二律背反が生まれます。

この辺が難しいところで偶数が奇数になるか、奇数が偶数になるかという先の展開を考える力が必要になります。

狩人は当然縄を増やし奇数に戻したいわけですから、積極的に平和を狙っていくのは偶数の時です。

逆に奇数で無理した護衛をして真占いとか指定役とか抜かれたら「馬鹿かお前は」などと言われます。

奇数は無理せず、偶数は攻める(状況によるけど)が護衛の基本です。

狼から見ると、一枠広く取れること、狐を噛む必要がない、といった部分が強いですが、噛みは慎重にならねばなりません。

平和を出した時点で縄が増えて奇数に戻るのですから。

また狂人の価値が村陣営に対しては下がります。

狐に対しては以前書いたように半PPで狐を殺すキーパーソンです。

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また、狂人は狩人COや狐COがしやすい状態です。

狂人の狩人CO、狐COの是非については次回書きますが、基本的には奇数でこれをやるのは馬鹿ビチ糞戦犯野郎ですが、偶数ならば状況次第でいいCOとなります。

 

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