【るる鯖】人狼における確率論の考え方②
前回の続き
確率論考察
前回の「同時CO時、対抗に〇を投げたら真目が下がる」という理屈
これは配役によって、下がる程度が変わります。
14D猫のように、狂信と背徳という狐を除いた〇人外が全体でみると2/14、人外の中だけ見ると2/6と高い状況にあれば対抗〇だからといって、あまり真目は下がりません。
逆に17Aのように、狐を除いた〇人外が全体で1/17、人外の中では1/5と低い配役だと、対抗〇はかなり真目を下げます。
「同時CO時、対抗に〇を投げたら真目が下がる」という理由
17Aの場合、真占いが対抗〇を投げる確率は狂人を占ったうえ狂人が騙った場合なので最高で1/11(狼と狐と第一以外)、偽占いが対抗〇を投げる確率は占い2COなら1/15、占い3COなら2/15、占い4COなら3/15と、占いCO数が多い状況ほど対抗〇を出した占いは偽目となります。
狂人が騙る確率の低い環境では、対抗〇で真目が下がる度合いは高まります。
つまり潜伏狂人は環境的に占い騙りを苦しくしてしまいます。
占い3CO 占いA「占いB〇」 占いB「占いA〇」 占いC「グレー〇」という状況
この状況になると初心者や下手くそは占いCを吊ろうとします。
しかし確率論上は占いCが真目となります。
確率論は環境メタに左右される
という事実はあります。
これは上記の「狂人(狐を除いた〇人外)が騙る頻度」が確率論に影響を与えていることからわかると思います。
もうちょっと深い話をします。
仮に「17Aで占い騙りは初手占い結果で〇しか出さない」という条件があったとします。
この状態で占い3COで1人の占いが対抗〇だったとします。
この場合上記の通り、真なら最高で1/11、偽なら2/15で発生する事象なので、対抗〇を出した占いCOが真である確率は1/3ではなく、約1/4以下だということになります。
さらに占い欠けで占い3COの場合もあるので、対抗〇の場合真率はもう少し下がります。
逆に「17Aで占い騙りは初手占い結果で●しか出さない」という条件があったとします。
この状態で占い3COで1人の占いが対抗〇だったとします。
この占い師の真率は100%です。
つまり、占い騙りが初手で出す占い結果の色の割合によっても、対抗〇時の真率の変化に影響を与えているのです。
まとめると…
同時CO時、対抗〇を投げた占い師の真率は
- 占いCO数が多いほど下がり、3CO以上から大幅に下がる
- 狐を除いた〇人外が、全体人数・人外人数に占める割合が低い配役ほど下がる(18A猫>17A>12B=12A猫>11A>19D猫>14D猫[下がる割合が高い順])
- 狂人が騙らない環境ほど下がる
- ●特攻の少ない環境ほど下がる
ということで、そりゃ17A民は対抗〇見たら激烈に真切るわ。