14D猫の勝ち方を考える 村編
今回は趣向を変えて、14D猫について考えてみます。
るる鯖以外ではよく流行ってる配役なので、るる鯖民以外にも使える知識が得られる記事になると思います。
14D猫の特徴
検索結果: 1278 試合 (廃村71回を含む)
村 人575勝 (47.64 %) 人 狼300勝 (24.86 %) 妖 狐199勝 (16.49 %)
引分133回 (11.02 %)
るる鯖では、希望無し非身内だとこの程度しか行われていません。
意外と思うでしょうが、引き分けを除くと村勝率は50%を超えます。
また、狼勝率は引き分けを除いても3割を切り、その一方で狐の勝率は引き分けを除くと2割近くなるという、狼不利の配役だと言えます。
ただし、私が思うのは結局レベルの低さが村の勝率を高くし、狼の勝率が低くなったのだと思います。
人狼ゲームは基本的に、初心者だけの集まりでやれば人外が有利になり。
村だけの進行を覚えた中級者の集まりだと村が有利になり。
人外の進行も知っているものの集まりだと、狼利になると思います。
14D猫は上記中段の「村だけの進行を覚えた中級者の集まりだと村が有利」、これに該当していたのが極端な村利の要因だったのかなと思います。
村の勝ち方を考える
14D猫は6縄奇数(13人)5or6人外スタートです。
基本的に6縄6人外と考えていいので、一回でも村陣営を吊ると人外総数が村人数を超える可能性が出ます。
よって、霊2だからといって即霊ロラに走ると霊ロラ終了後の時点で人外PPor人外半PPが起こる可能性があります。
縄の回復を意識しよう
6縄6人外なので、初手から人外を狙うとかいうやつがちらほらいますが、6縄ノーミスで人外吊り切って村が勝つログは実はかなり少ないです。
そもそも言えば、6連続人外吊り(吊り順条件あり)を狙ってできるならとてつもない勝率になってるはずです。
でもそんな奴いないでしょう?
人外だけ狙って吊るのは限界があるのです。
じゃあ、どうするか?
そう「縄を回復させる」これを考えながら進める必要があります。
縄回復表
縄1本回復
- 狐呪殺+背徳自殺
- 狼が〇人外を噛み殺す
縄0.5本回復
- 狐呪殺
- 狩人が平和出す
- 狼が狐を噛む
- 狐を吊って、背徳自殺
- 狼が猫を噛む
- 猫を吊って人外道連れ*1
まとめるとこのようになります。
これは14D猫で勝ちたかったら覚えておいたほうがいいです。
村の時も狼の時も役に立ちます。(狐の時は大抵死んだ後とか狼に把握された後とかだし、残り縄数とか関係なく生き残ることだけがミッションなんでどうでもいいです。)
0.5本回復は2回で1本回復です。
奇数スタートなんで最初の縄数は6.0本。
1回0.5本回復で6.5本ですが、小数点以下は切り捨てです。
.0の状態は奇数で、.5の状態は偶数です。
この表を見てわかる通り、狼が〇人外を噛むと村はかなり有利になります。
〇人外欠けはそれが強制的にゲームの始めに起こるので、チャンスゲームだということがわかります。
ただこれは狼側の選択や運の要素なので、現実的に村は「呪殺」「平和」「猫踏ませ」「背徳自殺」などを狙っていかねばなりません。
かと言って猫踏ませや背徳自殺を積極的に狙うのは自殺行為
14D猫を理解してないプレイヤーは猫踏ませや背徳自殺を喜びますが、私はそうは思いません。
まず猫についてですが、狼に猫を踏ませようとして猫にグレランさせる馬鹿が多いのですが、はっきりいって何考えてるの?って思います。
だって完全グレーなんか噛まないじゃん。
だいたいグレランに参加して吊られたらどうすんのさ?
人外道連れしたって縄数的には損するし、まして村陣営を巻き添えにしたらもう4縄偶数5or6人外で6なら勝ち目はなくなります。
グレランで吊られる猫は弱い(から猫吊りは猫に責任転嫁すればいい)、などと言う糞馬鹿が多いんですけど、13人中人外6人もいるのにグレランの結果がコントロールできると思ってんの?
そこまでリスクとって完全グレーにいたって、無駄占いをもらうだけで大した得になりません。
だいたい運よく狼に猫踏ませたって、噛み操作する狼なんか猫踏んでいい狼がするに決まってるし、増える縄数は1じゃなくて0.5という始末・・・。
だったら普通に露出しておけよと思うんですが、まぁるる鯖の馬鹿はそれをなかなか認められなかったですね。
俺がこういう話をもこな帝国でしつこく言ってたら、割とわかってるやつは猫をグレランに参加させないは定着したようにも思えますが。
ということで、積極的に狼に猫噛んでもらって縄数を回復させるは難しいです。
というか、狼視点で考えると奇数状態なら猫踏んでも縄増えるわけでもないし偶数になって飽和を遠ざけるので何の問題もないし、偶数状態なら猫いそうなところ噛むわけがありません。
次に背徳自殺を積極的に狙わないについてですが、
基本的に14D猫というか狐あり配役は序盤に狐を殺すべきではありません。
これは狐盾の概念なのですが、狐は序盤に処理しないで中盤までもってきて、村が十分戦える状態なら狐を殺して狼と勝負すべきなのです。
逆に中盤の時点で、真占いが早期に噛み通されたなどで不利ならば狐は保護して引き分けに流すことを考えるべきなのです。
なんでもかんでも勝ちを目指すは、糞ボールをアッパースイングでフルスイングしてる糞外国人並みにいらんのです。
この押し引きは他の狐あり配役でも持っておく概念なんですが、引き分けになりやすい14D猫では特に理解しておくべきことなのです。
もしあなたが初日狐COした人外がいたらどうしますか?
馬鹿は言うでしょう、吊ると
しかし狐を初日に吊ってしまうと、そこから先は4縄偶数4狼陣営のノーミス勝負です。
これは果たして有利になっていると言えますか?
もしあなたが占い師なら2日目夜の実質初回の占いでどこを狙いますか?
馬鹿は言うでしょう、狐目を占うと
しかし、それが遺言呪殺になったらどうしますか?
そこから占い結果無しで狼を吊りきれるのでしょうか?
馬鹿はこう反論するでしょう。
守らなかった狩人が悪いと
しかし、他人をあてにゲームしてるだけではないのですか?
占い師というのは、十分な生きた〇を作ってから狐を狙うものです。
これを分からない馬鹿は、最初から狐を狙おうとするのです。(まぁそんな馬鹿だから狐目狙うとか言ってもそうそうできないんだけど)
*1:ただし猫を吊った分1縄使うので合わせて-0.5縄、道連れを出した人外が狐+背徳自殺で1縄回復、猫に使った1縄で±0